fc2ブログ
2021/12/16

和牛肉を堪能 神戸・新長田『Miyabi亭』

 12月になって家でご飯を作る回数が減っているのか、野菜が全然減らないのが最近のストレス。冬は特に、白菜、大根などのガバッと体積が大きい野菜が多いもんね。それにしても冷蔵庫に入り切らない量で、溢れたやつらは常温にさらされております。ま、冬だし多少は大丈夫かと。昭和レトロな我が家の北側の部屋は、窓を開けなくても外気温とほぼ同じという寒さを誇りますから。とはいえ、1日も早く消費し尽さねば、2021年もあっという間に暮れてしまいそう~

手前左からローストビーフ・ステーキ
奥のお皿がビフカツ

 そんなわけで外食している場合じゃないけど、外ごはんは私の人生の楽しみのだからして仕方ないのであります!今年も自分に甘々だったのでした(笑)。神戸・新長田と言えばの震災後に建てられたアスタ、そのプラザイースト棟2階にある『肉ダイニング Miyabi亭』でランチを頂くことに決定。下調べなしの新規開拓でしたが、お店の前を通りかかった際、ちょうど出てきた女性グループが満足そうなお顔をされていたので。何となくいけるんちゃう?って思って。

ランチCセット

 入口は素朴な洋食店風情でしたが、店内は想定以上に広々としていて高級感に溢れてます。お肉が次々焼かれる様子が垣間見えるカウンター席に座ることに。オーダーしたのは、ビフカツ・ローストビーフ・ステーキが少しづつ入ってる「Cランチセット(1680円)」。気のトレーに乗っかってやってきたのは、前出のお料理に加え牛しゃぶサラダ・自家製大根漬け・ゼリーまで。もちろん、お代わりフリーのご飯とスープ付き。ゴージャス!おうちごはん的な余計なものは入っていないシンプル調理&味付けで、お肉のクオリティが引き立っていました。美味しくてコスパも高くてお腹いっぱい、もう、めちゃくちゃ大満足!
2021/11/17

灰を使った魚の干物 大阪・梅田『ひもの野郎』


サケカマの灰干し定食
ふっくらジューシーに焼き上がってます

 捌くのが大変だったり、生臭さ漂う臭気が苦手だったり、いろいろ理由をつけては調理を避けている魚。いまどき、切り身までプロが丁寧に捌いてくれるし、生臭さももはや夏よりはグッと少なくて済む今日この頃。どうして私はここまで魚介が苦手なのか、子どもの頃はそれなりに出されて物は食べていたのにね。ただ、他の家族のようにきれいに食べられなかった故のコンプレックス。うーん、それも違うような。私の両親は、きれいに食べることを強要するような人達では全然なくて、偏食にも寛大でした。昭和の割には。そもそも、骨がないお刺身もさほど好きじゃないのよね。でもそれに関しては、以前に出席した法事で、親族の半数がが「刺身を受け付けない」と言っていたのを見て思ったんです。刺身嫌いは遺伝なのかも、って(笑)

本日の日替わりはサンマの灰干し
近頃のサンマは高級魚

 でも、こちらの干物定食は大好物。梅田にある大阪駅前第4ビル、地下2階にある『ひもの野郎』です。お昼時ともなると、場所柄、サラリーマンで行列のできる人気店。ここ4ビルを筆頭に、他店舗が梅田にあと2軒もあるそうな。鯵やサンマや鮭などお馴染みのお魚達を、「灰干し」という製法でじっくりと時間をかけて水分を飛ばし干物にしていくのだそう。時間をかける分、組織や栄養素が壊れない。だから旨味凝縮でめちゃ美味しいのか!

灰干しは和歌山でよく知られてるんだって

 日によって干物の種類が変わる「日替わり定食(700円)」を筆頭に、お腹いっぱい食べられてリーズナブル。サンマの灰干しを食べようと決めてたら、今日の日替わりになっててラッキー。夫は「サケカマの灰干し定食(900円)」。サケカマもいつもあるわけじゃないからこれまたラッキー。2連ちゃん。焼きたて熱々の魚の身はふっくらジューシーで、白いごはんがモリモリすすみます。確か、ご飯はお代わり可。干物にすると細かい魚の骨が途端に気にならなくなって、ちょっと硬めのお煎餅的にバリバリ食べられる。お魚ちゃんのカルシウム、美味しいわ~。常にあるわけじゃないシリーズで言えば、2000円前後という価格帯の「金目鯛」と「のどぐろ」も断然気になる。いつか食べてみたい!
2021/10/29

仁和寺の宿坊でランチ 御室会館『梵』


湯葉あんかけそば
透き通ったお出汁が美味

 先日、京都に行ってきました。仁和寺(にんなじ)の広い境内を散々歩き回って、ちょっと休憩タイム。ついでに食事もできる仁和寺の宿坊「御室会館」1階の食事処『』でお昼ごはん。駐車場から一番近い東門のすぐそば。正面の二王門からだと、入ってからすぐの角を右に折れた所です。この御室会館は、世界遺産の寺院で宿泊できるってスペシャル感と、宿泊者しか体験できない朝のお勤めなどのエンターテインメント性で人気の宿坊。もちろん我ら一般の宿泊も可能で、公式HPからも予約できるっぽかったです。仁和寺には宿泊したことがないけど、高野山の宿坊体験はいまだにネタにしてるほど。楽しかった思い出です。

人気の湯葉丼

 1階にある食事処を見る限りでは、こちらの宿坊もこぎれいで居心地よさそうでした。奥に見える箱庭も美しい~。食事を頂くホールは広くて、お座敷とテーブル合わせて100席もあるのだそう。夜は宿泊される方々専用のレストランになるのかな?営業時間は10時半~16時まで、ランチはその間の11時~14時になってます。

揚げ湯葉って珍しい

 広々テーブル席に案内してもらってオーダーしたのは、人気メニューの「湯葉丼(1000円)」と「湯葉あんかけそば(1000円)」。京都に来たら、何となく湯葉を食べたくなってしまう雰囲気。さすがは人気メニューとあって、サクサク食感ととろとろ食感の湯葉が同時に楽しめるという贅沢。揚げた湯葉に合うよう、研究され尽くされた(?)タレが美味しかった!これは毎回食べたい。あんかけ蕎麦はうどんに変更可能。・・・じゃなくて、うどんデフォルトだったのを蕎麦に変えてもらったんだった(笑)。京都らしい上品な関西風ダシ、堪能できるくらいたっぷりの湯葉で幸せいっぱい。予想を上回る、美味しいランチに大満足でした。

2021/10/27

松坂豚プレミアム 大阪・梅田『山ぶた』


山ぶた焼き定食
もも肉使用

 今夜のビルボードライブ大阪は、アルコールも解禁になって心なしかウキウキな雰囲気でした。何せ、自由をこよなく愛するアーティスト(元憂歌団の木村充輝氏)自身が、ステージで「お酒のお代わりくださーい!」って空っぽのグラス掲げてたもん。客席もゆるっとなるわ。真面目な日本人気質を発揮して、日々、コロナ対策を神経質なほど徹底している世間。そんな世間のピリピリを嫌でも感じて、自分だけゆるゆるしてたらアカンよな?と周りを気にして外出そのものがめんどくさいってなってた今日この頃。堂々と「何でもええやん、楽しかったら」と言ってた酔っ払いを今日は心から尊敬してしまいました。なかなか今の時期にし辛い言動は、さすが、コアなファンを多数持つだけあるカリスマ性です。酔いが醒めた時は知らんけど(笑)

こちらバラ肉
コクと甘み

 まだ、ライブも20時までの試運転とあって、終了後でもゆっくり晩ごはんできます。大阪駅前の、いつもの駅ビルをぐるぐる巡って、ココ!って決めたお店『ぶためし 山ぶた』。第3ビルの地下2階にある、こだわりの松坂豚肉専門店です。我らにとって2回目の山ぶた。松坂牛が日本を代表する高級牛肉というのは知ってたけど、豚さんのことも大切に育てている畜産農家さんがやっぱりあるんやね。肥料や飼育環境にこだわった農家から、一頭丸ごと買いした豚肉を提供してるんだって。めちゃ惹かれた~

揚げたてミンチカツ
濃厚味付き

 夫は定番の「山ぶた焼き定食(791円)」で、私は脂たっぷりの「バラ焼き定食(891円)」をそれぞれオーダー。腹ペコだったので、さらにもう一品「ミンチカツ(137円)」も追加しました。定食にはごはん・スープと、こんもり盛られた豚肉の下には千切りキャベツも内蔵されていました。豚肉は普段から食卓にのぼる頻度も高いけど、まずは分厚くさとボリューム感が違う。脂身の甘味とジューシーさが全然違います。シンプルに焼き上げたこだわりの豚肉をそのまま堪能するも良し、特製の卵ポン酢をつけダレにしたり、ニンニクチップスを添えたりと味変するも良し。飽きずに、いや、願わくばもっともっとたくさん食べたいと思う美味しさでした。次回は、プラス380円で「大」オーダーするのもありかな。美味しい晩ごはん、ごちそうさまでした~
2021/10/24

リニューアルして初めて 西宮・苦楽園『大正庵』


特等席は東側のカウンター
夙川の眺めが最高

 そば・うどんが美味しいお店、と10年以上前からよく食べに行っていた『大正庵』。阪急苦楽園口の改札を出てすぐの場所にある一軒家レストランです。産地にこだわった蕎麦粉に、感動モノに美味しいおだしは私にとって唯一無二。一面に採られた窓からの眺めがまた最高で、有名な夙川の桜はもちろん、梅雨時期は紫陽花、秋には紅葉と美しい景色の特等席なんです。それが、何年か前に「閉店します」ときて、大ショックを受けてしまった私。しばしのブランクを経、生まれ変わってオープンしていたとはつゆ知らず(笑)また、新生「大正庵」に食べに来られるなんてめちゃ嬉しい!

大正庵定食
冷たいそばバージョン

 パッと見たところ、お店の内観やら外観に以前と変わった所がないような・・・気がする。前よりたくさんあったメニューのラインナップがさらに増え、カフェ使いや居酒屋使いにも十分対応できるほどの豊富さになってた。定番の定食に加えて、日替わりの小鉢や和の甘味もどれもこれも魅惑的。メニューを吟味する時間が長すぎて、スタッフさんに何度も来てもらう始末。すみません(笑)

大正庵定食
温かいおそばバージョン

 ここはやっぱり、お店の名前が入った「大正庵定食(980円)」に決定。白米たっぷりの天丼に、そば(or うどん)・温玉・漬物がセットになってる定食です。夫は冷たいそば、私は温かいそばをチョイス。揚げたて熱々の天ぷらを、甘いお出汁がかかった白米と一緒にサクサクいただく幸せ。何ものにもかえられぬー!そばもそばつゆも、全部以前の大正庵のまんま。変わらない美味しさに、ひとり静かに感動しておりました。苦楽園に大正庵があると思うだけで、心の平安が保たれるわ~。また食べに来ます!



関連ランキング:居酒屋 | 苦楽園口駅夙川駅